先週土曜日に、端末及び新しいSIMカードは届いていたのですが、確認してみたいことがあったのでFOMA契約からカケホーダイ(Xi)契約への変更はまだしていません。
というのも、最近のLTEが使える端末ではFOMA契約のSIMを入れても通話ができないという問題があります。
ですから、通話はほとんどしないけど、月1,000円程度の無料通話や家族内無料通話は欲しい、ネット閲覧のできるスマホが欲しいといった場合には、ガラケーや性能の低い3G専用のスマホにキャリア契約のSIMを入れ、それなりの性能のあるスマホにMVNOの格安SIMを入れた2台持ちをする必要があります。
ただ、これだと常に2台を持ち歩く必要があります。
その対策として、最近発売され始めた、Dual Sim Dual Standby(DSDS)対応スマホがあります。
私が知り得ている端末では、Galaxy S7 edge (SM-G9350)、Xperia X Performance (F8132)。
このあたりでしょうか。
ただ、Galaxy S7 edge (SM-G9350)に関しては、手をかけないとFOMAプラスエリア(800MHz)に対応していません。
Xperia X Performance (F8132)に関しては、2ちゃんねる情報だと、ドコモキャリアFOMA SIMとMVNO格安SIMでのDSDSが報告されていますし、FOMAプラスエリアにも対応しています。
保証と技適という観点からは、グローバル版のGalaxy S7 edgeやXperia X Performanceを入手し、常時使用するというのは難しいようにも思いますが、故障の際の予備端末を準備できて、技適はみなかったことにすれば今のところ、Xperia X Performance F8132が最適でしょうね。
と、前置きが長くなってしまいましたが、これまでN905iに入れていたFOMA契約SIMを今、手元に出ている端末に入れ、ドコモの着信試験用電話番号111にかけて、発信、着信ができるか確認してみます。
これまで通話専用に使っていたN905i |
まずは、今回、キャリア版Galaxy S7 edge (SC-02H)購入により、片付けられることとなるXperia Z5 Compact E5823にFOMA契約のSIMを入れてみます。
結果から先にいうとダメでした。
通話用のアンテナが立ちません。
やったことは
設定>その他の設定>モバイルネットワーク>優先ネットワークタイプ>WCDMAのみ
念のため、ダイヤルアプリを使って、
『*#*#4636#*#*』
テストモード>携帯電話情報>優先ネットワークを設定
を確認してみましたが、既に『WCDMA Only』となっていました。
続いては、香港版のiPhone SE MLM62ZP/AにFOMA契約SIMを入れてみました。
通話用のアンテナが立ちません。
やったことは
設定>その他の設定>モバイルネットワーク>優先ネットワークタイプ>WCDMAのみ
念のため、ダイヤルアプリを使って、
『*#*#4636#*#*』
テストモード>携帯電話情報>優先ネットワークを設定
を確認してみましたが、既に『WCDMA Only』となっていました。
電波強度0、ただし、電話番号は認識しています |
続いては、香港版のiPhone SE MLM62ZP/AにFOMA契約SIMを入れてみました。
こちらも結果は圏外。
圏外。ただし、電話番号は認識しています。 |
続いては、Galaxy S7 SM-G930FD。
これはDual SIM仕様なので、まずはSIMスロット1にFOMA契約SIMを入れてみました。
結果はなんと『111』のドコモ発着信ダイヤルで発着信が確認できました。
ネットワークモードは特にいじった記憶はありませんが、自動で3Gのみになっていたように思います。 |
電波強度はBAND1(2.0GHz帯)しか使えないためか、アンテナは室内で1本でしたが、しばらくすると3本から4本になりました。
これだけあれば、今後またXi契約からFOMA契約に戻した時にも、通話専用スマホとして使うことも可能かと思います。
ただし、中国地方などFOMAプラスエリアが多いところでの使用は難しいでしょうね。
では、SIMスロット2にFOMA契約SIMを入れてみたいと思います。
結果、こちらもSIMを入れた当初は『2Gのみ』となっていて、電波が圏外表示でしたが、『3Gのみ』としたところ、電波が立ち、発着信ができました。
SIMを入れた当初は『2Gのみ』と自動認識されました |
3Gのみに変更します |
すると電波が立ち、発着信テストができました。
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